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RE:BREAD、「廃棄」されたパンを使ったオーガニックビール

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2021 年 3 月にオープンした横浜高島屋のベーカリー スクエアは、エコロジーを尊重しながら、持続可能な方法で食品を提供することに重点を置いています。 500種類以上の商品を取り揃え、好天時は1万個のパンが売れるお店です。

日本のほとんどのベーカリーとは異なり、サステナビリティの方向にさらに進んでおり、特別割引を実施し、鮮度のピークを過ぎた製品を冷凍し、堆肥用の材料のリサイクルと再利用に取り組んでいます.

ベーカリー スクエアは、最近の環境への取り組みで、カタログに新製品 RE: BREAD を導入しました (RE は「再び」を意味する接頭辞であり、英語の「パン」に由来する Bread)。 RE:BREADは、捨てられそうなパンを原料とした、食品ロスを削減する発泡酒です。

日本のベーカリーで提供されるパンは、たいていその日のうちに作って食べます。そのため、結局のところ、多くのベーカリーは完璧な状態の食品を廃棄しています。多くの洋菓子店、精肉店、レストランはこの種の日常生活を送っている傾向があるため、この種の廃棄物はベーカリーに限ったものではありません。

これらの飲料の製造に使用されたパンは、古くなったり賞味期限が切れたりしたからではなく、製造されたその日に販売されなかったために廃棄されようとしています。ベーカリー スクエアは、毎日 612 万トンの食品が廃棄されていると推定される日本の食品廃棄の根本的な原因である、毎日の食品廃棄の問題を認識しました。

RE:BREADの製造プロセスは、「古い」パンを細かく砕くことから始まります。そこから、パン粉を小麦と一緒に加熱して複雑な炭水化物を分解します。この後、得られた混合物を使用して発泡酒を製造することができます。平均して、1 日のパンの残りで、330 ml の RE:BREAD を 200 本製造できます。パンは、このビールの生産に必要な小麦の最大 23% を置き換えます。

その結果、苦味が最小限に抑えられた、滑らかな味わいの「澄んだ」ビールができあがります。当たり前のことかもしれませんが、このパンで作ったビールは、焼きたてのパンと相性抜群です。

そして、この素晴らしいビールの実現のために、ベーカリースクエアは2018年に発泡酒の製造免許を取得したONTAP江戸東京麦酒の協力を得ています。

RE:ブレッド 330ml

価格: 693円
販売場所:横浜高島屋リカー売場、横浜高島屋ベーカリースクエア
住所: 〒220-8601 神奈川県横浜市西区南幸一丁目6-31

【英文原文: https ://grapee.jp/en/180952】